マネーシステムとしてあまりにも有名なモンテカルロ法。
モナコ公国のモンテカルロカジノを潰したとする逸話が残っているほど、絶大な威力を誇っているのです。
世界中のギャンブラーが取り組んでいるマネーシステムであり、カジノを楽しんでいるならば習得を目指してみてはいかがでしょうか?
そのために理解を深めておかなければならないのが、そのメリットデメリット。
さっそく触れておきましょう。
まずメリットについて。
これにつきましては、少ない資金で勝負できる点を挙げる声が非常に多く寄せられています。
マネーシステムとして有名なマーチンゲール法。
システムベットルールがシンプルなため、多くのギャンブラーが取り組んでいます。
しかし欠点とされている部分が存在しています。
それは負けが続いた場合に、必要とされる資金が増大してしまう点です。
数回の負けは問題ないのですが、7回8回と連敗が重なると急激に必要なベット額が増大してしまいます。
1回の勝利ですべてを取り戻すことができるのですが、ベットリミットの問題がありますので注意しなければなりません。
その点モンテカルロ法であれば、負けが続いたとしましても急激にベット額が増大することはありません。
ギャンブルのための軍資金を大量に用意することができなかったときに、このようなマネーシステムは大変助かります。
また戦略に富んでいるため、プラスを出せたときの喜びが大きくなるところもメリットと考えてよいでしょう。
理論に基づいたマネーシステムの醍醐味を十分に味わうことができます。
一方、デメリット面についても触れておきます。
それはマネーシステム自体が高度であり、ギャンブル初心者には少々ハードルが高いと言わざるを得ません。
モンテカルロ法の中身は、数列を作成して計算によりベット額を導き出すもの。
また、勝敗により数列を操作。
数列をなす数字の数がルールにより無くなれば1セットの終了。
これらを確実に実行するためには、ペンとメモが必要になります。
そのためにリアルカジノで実行することが難しいです。
もちろんベテランギャンブラーなら、短いスパンの1セットを頭の中で計算することが十分に可能。
習得を目指して修練を積んでおきたいものです。
またさらなるデメリットとされているのは、負けが重なったときに1回の勝負で取り戻すことができない点。
あくまでモンテカルロ法は1セットでプラスを出そうとする手法です。
そのため、勝負が長時間におよぶ可能性があります。
モンテカルロ法は時間があまりない人に向かない手法。
十分に理解しておきましょう。